くりらじのBJさんがオススメしていたので、「新ブラックジャックによろしく」の著者サイト 佐藤秀峰 on Web をチェックしました。プロフィールには、漫画家になるまでの経緯と、これまで出版社といかにモメてきたかが漫画になっていました。表現の仕方が漫画家らしいですね。リアルで興味深かったです。他人のリアルって、表に出すのは勇気がいるだけあって、出してもらえるとすごく参考になります。
モメたところについての感想ですが、私は出版関係に勤めたことはありませんが、大手出版社のような大企業やそのグループ企業に長く勤めています。その中で、上手く立ち回れていません、へへへ。万年平社員です。強くなりたいという憧れと努力が、大企業の中では邪魔をするんですよね。
大企業っていうのは弱者の集まりですから、企業の論理=弱者の理論(言い訳?)では、強い作品と上手くいかないことは多々あります。容易に想像できました。弱い奴が、立場を利用して「支配」しようとするからダメなんですよ。強い作品は、どこへ行ったっていい。生きていける。こんなラッキーな環境に置かれた弱い奴は、潔く「寄生」することを選ばなきゃ。欲をかいたのだろうか?損しちゃったね。
さて、そんなことは置いといて、私も仕事上、著作物をいろいろと扱いますから、気をつけなくては、と身につまされる思いがしました。著作者の想いを生かせる、そんな仕事ができるようになりたいです。